山村幸広
読み方:やまむらゆきひろ
山村幸広とは、エキサイト株式会社代表取締役社長である。米国法人の子会社として立ち上げられたエキサイト日本法人の存続・発展を経て、独自路線の開拓を推進している旗頭として有名である。1963年生まれ。
1986年、山村幸弘は大手アウトソーシング支援会社のトランスコスモスに入社した。同社副営業本部長から米国法人の取締役、取締役事業企画開発副本部長を経て、日本ダブルクリックの代表取締役社長へ就任。1999年にエキサイトの日本法人責任者、翌2000年に同社代表取締役社長に就任した。
山村幸広がエキサイト日本法人の責任者に就任してまもなく、親会社である米国エキサイトがアットホームに買収されるという事態に見舞われる。また、2001年に日本エキサイトがジャスダックへ株式公開を申請しているさなか、米国でエキサイトアットホームは経営破綻に陥っている。こうした苦境の連続の中、山村幸広は、伊藤忠商事から90%の株式を取得して親会社から独立し、単年度で創業以来初めてとなる経常黒字化を達成するなど、鋭い経営手腕を発揮した。かくして2004年にはエキサイト日本のジャスダック上場も実現している。ちなみに、ポータルサイトの株式公開はヤフーに次いで2社目となる快挙である。
ポータルサイトの事業は、長らくヤフーが一人勝ちを収めている状況にあるといえるが、その中でエキサイトは、淘汰されないばかりか発展をし続けている。ある指摘によれば、その成功要因は「ブランディングと徹底した差別化」へシフトしたことの成功にある。エキサイトは全体的にも都市型生活スタイルを楽しむ20歳~30代前半の年齢層にターゲットを絞ってサービス内容の充実を図り、また完全に女性向けに特化されたユニークなポータルサイト「ウーマンエキサイト」や都市生活者に特化したウェブジン「イズム」など、的を絞ったサービスがいずれも好評である。また、自社の提供するブログホスティングサービスでは山村幸広が自らブログを立ち上げているが、そこで仕事のほかに言及される「酒」「食」「趣味」といったテーマ、企業のトップらしいハイソサエティな内容と雰囲気、加えて独特の雰囲気を醸す端麗な文章が、エキサイトのブランディングに一役買っているといえる。いわゆる「社長ブログ」は、すでに多くの企業が行っているところであるが、その中でも山村幸広のブログは一際高い人気を保っている。
参照リンク
エキサイト
エキサイト社長、山村幸弘のインターネットブログ
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